多田修平 “大化け”宣言「マックスで9秒8台を出したいと思っている」

[ 2018年3月26日 18:04 ]

 陸上短距離の多田修平(21=関学大)が26日、シーズンインを前にして、練習の公開と記者会見を兵庫県西宮市の関学大で行った。今季の目標は「9秒台を安定して出すこと。マックスで9秒8台を出したいと思っている」と大ブレークした昨シーズン以上に大化けすることを宣言した。現在の自己記録は、日本歴代7位の10秒07。日本記録は桐生祥秀が昨年9月に出した9秒98。

 2月28日から3月12日までオーストラリアで合宿。現地では、桐生、日本歴代2位(10秒00)の山県亮太と同宿舎で、顔を見合わせることが多かったという。ただし、近くにいることが競技のモチベーションを高める要因になったということはないようで、「そんなにバチバチではないので」と、雑談でコミュニケーションを取っていたという。

 疲労が蓄積した昨季の反省を踏まえ、今季は「2〜3週間間隔を空けて試合をしたい」と、ゆったりめのローテーションで仕上げていく。

 今季前半戦の出場予定試合は以下の通り。

 3月29日 奈良市陸上競技記録会(鴻池陸上競技場)

 4月15日 大阪陸上競技記録会(ヤンマースタジアム長居)

 5月10〜13日 関西学生対校選手権(西京極陸上競技場※未定)

 5月20日 セイコーゴールデングランプリ(ヤンマースタジアム長居)

 6月3日 布勢スプリント(コカ・コーラウエストスポーツパーク)

 6月15〜17日 日本学生個人選手権(Shonan BMW スタジアム平塚※未定)

 6月22〜24日 日本選手権(維新みらいふスタジアム)

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2018年3月26日のニュース