樋口、来季３回転半は「絶対」世界フィギュア銀も危機感

緊張から解き放された表情で華麗に舞う樋口（撮影・長久保　豊）
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　フィギュアスケートの世界選手権女子で銀メダルを獲得した樋口新葉（１７＝東京・日本橋女学館高）が２５日、エキシビションが行われたイタリア・ミラノで取材に応じ、来季へ向け「トリプルアクセル（３回転半）は絶対に入れたい。４回転ももちろんです」と高難度のジャンプ習得に意欲見せた。

　練習では既にトリプルアクセルに着氷し、４回転はサルコーに照準を合わせている。ジュニア世代の紀平梨花は３回転半を武器にし、ロシアの１３歳トルソワはトーループとサルコーの４回転に成功。「（彼女たちが）シニアに上がってきた時に、自分も点を上げられるようにしないといけない」と危機感を持っている。２２年北京五輪の女子フィギュア界について「１年でこれだけ変わるのなら、４回転５つぐらいやりそう」と急激なレベルアップを予想した。