田中刑事、合計244・83点 4回転サルコー着氷も得点伸びず

[ 2018年2月17日 10:43 ]

平昌冬季五輪 フィギュアスケート男子フリー ( 2018年2月17日    韓国・江陵アイスアリーナ )

<平昌五輪フィギュアスケート>フリーの演技をする田中刑事(撮影・小海途 良幹)
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 平昌五輪は17日、フィギュアスケートの男子フリーを行い、ショートプログラム(SP)で20位だった田中刑事(23=倉敷芸術科学大大学院)が24人中の5番目に登場した。164・78点をマークして、合計244・83点だった。

 五輪ではまだ1度も決まっていなかった4回転サルコ―は冒頭で見事に着氷。しかし続く4回転サルコ―からのコンビネーションジャンプで転倒。次のトリプルアクセルはきっちりと決めた。後半の4回転トーループは転倒しそうなところをこらえたが、その後のトリプルアクセルで転倒。終盤に単発で予定していた3回転ルッツにジャンプを2つつなげてコンビネーションにするなど、リカバリーを目指したが、得点は伸びなかった。

 前日のSPでは冒頭の4回転サルコーで転倒。その後は持ち直したが20位と出遅れた。団体戦のフリーでも4回転サルコーは不発。「緊張感に勝てなかった」と肩を落とす一方、「しっかり決めたい。緊張感に打ち勝つような、イキイキとした滑りを」とフリーでの挽回を誓っていた。

 このあとの最終組では22番目に五輪2連覇を目指す羽生結弦(23=ANA)、24番目に宇野昌磨(20=トヨタ自動車)が登場する。

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