大砂嵐を書類送検 無免許運転疑い

[ 2018年2月7日 12:45 ]

 大相撲の大砂嵐(25)が乗った車が1月に長野県内で別の車に追突した事故で、県警は7日、道交法違反(無免許運転)の疑いで大砂嵐関を書類送検した。

 捜査関係者らによると、大砂嵐は1月3日、長野県山ノ内町で別の車に追突する事故を起こした。有効な運転免許証を所持していなかったとみられる。

 大砂嵐は事故後、日本相撲協会に「妻が運転していた」などと説明。県警に対しても運転を否定したが、その後「自分が運転していた」などと容疑を認めたとみられる。防犯カメラなどの映像でも、本人の運転と確認できたという。

 協会は事故を受け、大砂嵐の初場所休場を発表。当初は事故の報告を受けていなかったことも明らかにした。協会の内規では、現役力士の車の運転は禁じられている。

 協会の鏡山危機管理部長(元関脇多賀竜)は大砂嵐の処分に関し、検察の処分決定後に判断するとしている。

 大砂嵐はエジプト出身で大嶽部屋所属。アフリカ大陸からの初の力士で、2012年の春場所で初土俵を踏み、13年の九州場所で新入幕を果たした。(共同)

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2018年2月7日のニュース