76ersが快勝 NFLイーグルスに続きNBAでもフィラデルフィア勢奮闘

[ 2018年2月7日 16:21 ]

ウィザーズ戦で活躍した76ersのエンビード(AP)
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 NBAは6日に各地で8試合を行い、76ersは地元フィラデルフィアで5連勝中のウィザーズを115―102(前半65―55)で下して26勝25敗。ミネアポリスでNFLスーパーボウル(4日)を観戦してきたセンター、ジョエル・エンビード(23歳)が27得点、12リバウンドを稼いで快勝した。

 スタンドではスーパーボウル初制覇を達成したイーグルスのウエアを身につけたファンが集結。史上に残る大番狂わせに沸くフィラデルフィア市民の次の“応援ターゲット”は、1983年を最後にファイナル制覇から遠ざかっている76ersへと移っていた。

 ウィザーズは31勝23敗。球宴出場のブラドリー・ビール(24歳)が30得点を挙げたが、イーグルスのウエアを身につけた76ersファンの“魔力”に屈する?形となった。

 リーグ全体首位のウォリアーズは地元オークランドでサンダーに105―125(前半57―70)で敗れて41勝13敗。今季初めて連敗を喫し、ここ4戦では3敗目となった。

 ケビン・デュラント(29歳)は33得点、ステフィン・カリー(29歳)は21得点を挙げたものの、チームの3点シュートの成功は28本中8本のみ。テクニカル・ファウルは5回を数え、ドレイモンド・グリーン(27歳)は2回をコールされて退場処分となった。

 サンダーは31勝24敗。ポール・ジョージ(27歳)が38得点、ラッセル・ウエストブルック(29歳)が34得点、9リバウンド、9アシストを稼ぐなど、球宴出場コンビの活躍で連敗を4でくい止めた。

 キャバリアーズは敵地オーランドで今季低迷しているマジックに98―116(前半51―67)で敗れて30勝22敗。前半戦での勢いが見られなくなった。

 レブロン・ジェームズ(33歳)は25得点、10リバウンドをマークしたがファウルトラブルで苦闘。第2Qの7分すぎには21点をリードしていたものの、ティロン・ルー監督(40歳)が体調不調を訴えてロッカールームに下がった後半は31―65とリズムを完全に失った。第4Qにいたっては9―24。攻守ともに空回り状態で、ここ21戦では14敗目となった。

 マジックは17勝36敗。ジョナソン・シモンズ(28歳)が自己最多の34得点をたたき出し、ホームでのこのカードの連敗を9で阻止した。

 なおネッツに勝ったロケッツは5連勝。レイカーズはサンズを退けてここ15戦では11勝目を挙げている。

 <その他の結果>

ロケッツ(39勝13敗)123―113*ネッツ(19勝26敗)

*ラプターズ(37勝16敗)111―91セルティクス(39勝16敗)

*ホークス(17勝37敗)108―82グリズリーズ(18勝35敗)

バックス(30勝23敗)103―89*ニックス(23勝32敗)

*レイカーズ(22勝31敗)112―93サンズ(18勝37敗)

 *はホーム

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