スーパーボウル出場のイーグルスのコックスが覆面レスラーに転身? 独自のリラックス方法

[ 2018年2月1日 16:21 ]

プロレスの覆面をかぶって会見に姿を現したイーグルスのDTコックス(AP)
Photo By AP

 NFLスーパーボウル(4日=ミネアポリス)に出場するNFCの覇者、イーグルスのディフェンス・タックル(DT)、フレッチャー・コックス(27歳)とオフェンス・タックル(OT)のレーン・ジョンソン(27歳)の2人が31日、会見場に“覆面”をかぶって姿を現した。

 AP通信によれば、覆面の色はイーグルスのチームカラーと同じ緑で、NFLとチームのロゴも入った特注品。異様な雰囲気を漂わせる2人に会場内はどよめいた。

 イーグルスは今季の快進撃(13勝3敗)を支えたエースQBカーソン・ウェンツ(25歳)が昨年12月10日のラムズ戦で膝のじん帯を断裂。プレーオフではNFCの第1シードにもかかわらず、準決勝(対ファルコンズ)でも決勝(対バイキングス)でも試合前には“格下扱い(UNDERDOG)”だった。

 地元フィラデルフィアのファンはそのUNDERDOGという言葉を逆手にとってシェパードなどの犬の覆面をかぶってスタンドで応援。その甲斐あって?イーグルスは3度目のスーパーボウル出場を果たし、ジョンソンも試合後に犬の覆面をかぶっておどけていた。

 そして決戦の地となるミネアポリスでは「毎晩、緊張していても仕方がないだろう。やるときはやるけれど、リラックスすることも必要だ」としてコックスは“かぶりもの”を変更。「これはメキシコからの贈り物だ。スーパーパワーを手にすることができる」として、人気覆面レスラー、レイ・ミステリオ・ジュニアを彷彿させるマスクを披露した。

 覆面DTとなった?1メートル93、141キロのコックスは「尊敬はしているが崇拝まではしていない」としてペイトリオッツのQBトム・ブレイディー(40歳)を「かわいいお坊ちゃん(PRETTY BOY)」とプロレスラーのように挑発。さて試合本番でどこまで“覆面効果”が出てくるのかが注目されるところだ。

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2018年2月1日のニュース