遼69で上々の開幕「読み合っている」6バーディー暫定11位

[ 2018年1月19日 05:30 ]

男子ゴルフツアーSMBCシンガポール・オープン第1日 ( 2018年1月18日    シンガポール セントーサ・ゴルフクラブ=7398ヤード、パー71 )

10番でティーショットを放つ石川
Photo By 共同

 アジアツアーとの共同開催で日本ツアーが開幕。第1ラウンドは雷雲接近による中断を挟み日没サスペンデッドとなった。6季ぶりに日本を主戦場とする石川遼(26=CASIO)は6バーディー、2ボギー、1ダブルボギーで2アンダーの69にまとめ11位発進。暫定首位はティラワット・ケーオシリバンディット(28=タイ)で16ホールを消化して6アンダー、昨季賞金王の宮里優作(37=フリー)は72で暫定74位と出遅れた。

 今季から日本ツアー選手会長の石川が上々のスタートを切った。「ミドルパットやロングパットが入ってのこのスコア。アイアン(ショット)がよくない」と課題を挙げながらも表情は明るかった。

 10番でボギー発進も、13番で8メートルのパットを入れる“ナイスパー”で嫌な流れを変えた。2つ伸ばして後半へ入るとボギーとダブルボギーを続けて崩れかけたが、「読みが合っている」という自信のパットで3バーディーを重ねて盛り返した。

 2日前に朝のトレーニングで右肩甲骨内側辺りの筋肉を痛めた。まだ万全とはいえないが「飛距離も出せた」と一安心。昨年のマスターズ覇者ガルシアと同組で「いい緊張感があった」のも発奮材料となった。「いい結果を残して次につなげたい。フェアウエーに置くことに集中する」と2日目を見据えた。

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2018年1月19日のニュース