高梨沙羅 絶好調ルンビと大差の4位「負のループにはまってしまう」

[ 2018年1月19日 19:10 ]

4位に終わり、ガックリの高梨
Photo By スポニチ

 ノルディックスキーのワールドカップ(W杯)ジャンプ女子は19日、山形市のクラレ蔵王シャンツェ(ヒルサイズ=HS102メートル)で個人第7戦が行われ、男女を通じて歴代単独最多となる54勝目が懸かっていた高梨沙羅(21=クラレ)は93.5メートル、93メートルの合計216.0点で4位に終わった。

 14日の札幌大会で今季最高の2位に入り、優勝の期待が高まっていた高梨だったが、本調子とはいえないジャンプで5戦ぶりに表彰台も逃した。「アプローチ(助走)でのポジションのズレがあるなと、練習の時から感じていた。テークオフにつながらない内容になってしまった」と肩を落とした。101.5メートル、100メートルを2本そろえたマレン・ルンビ(23=ノルウェー)の合計260.9点に44.9点の大差をつけられ、これでW杯は8大会連続未勝利と自己ワーストはさらに伸びた。

 ただ、このままでは終われない。「感覚は一度ずれてしまうと負のループにはまってしまう。またあす切り替えて次につなげたい」と20日の団体戦を見据えた。

続きを表示

この記事のフォト

2018年1月19日のニュース