白鵬休場…全治2週間の診断書提出「出ても迷惑掛けてしまう」

[ 2018年1月19日 05:30 ]

大相撲初場所5日目 ( 2018年1月18日    東京・両国国技館 )

初場所5日目に休場した白鵬(左)は、宮城野親方と話し合った後、宮城野部屋を後にした
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 横綱・白鵬が日本相撲協会に「左母趾(ぼし)MP関節靱帯(じんたい)損傷、右母趾末節骨骨挫傷・爪下血腫で全治2週間を要する」との診断書を提出し、5日目から休場した。4日目に嘉風に敗れた際に左足親指、古傷の右足親指は初日の朝稽古で痛めていた。休場は2場所ぶり7度目となった。師匠の宮城野親方(元幕内・竹葉山)は都内の同部屋で「昨日(4日目)右をかばって左足をやった。左足はポッコリ腫れていた」と状況を説明。春場所については「大丈夫だと思います」と話した。

 この日の白鵬は部屋に姿をみせたが、問い掛けには無言。同親方によると「(相撲を)取りたかった。(でも)両親指に力が入らないのに相撲を取っても迷惑を掛けてしまう」と複雑な心境を漏らしていたという。2月の行事には、できるだけ参加する方針という。

 白鵬は立ち合いの張り手、かち上げを批判されている。同親方も「徐々に変えていくしかない」と、巡業がない2月にリハビリと並行して立ち合い改善に取り組む方針を示した。

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