日本パラアイスホッケー協会 平昌五輪代表を発表 中北監督「結果が出せるように頑張る」

[ 2018年1月13日 21:02 ]

 日本パラアイスホッケー協会は13日、平昌冬季パラリンピックに出場する代表候補選手17人を発表した。平均年齢は41・8歳で最年長は3大会出場のGKの福島忍(61=長野サンダーバーズ)。チームを率いる中北浩仁監督は「厳しい戦いになると思うが、スタッフも含めた27人で結果が出せるように頑張ってきます」と決意を語った。

 平均年齢が20歳前半の米国やカナダに比べて“高齢化”が著しい日本代表だが、中北監督は「我々は誰よりも経験豊富。パラをどう戦うのかは分かっている」と自信を見せた。

 ただ、前哨戦と位置付けたジャパンチャンピオンシップでは5戦全敗と攻守に精彩を欠いただけに、イタリア遠征(20〜29日)でどこまで修正できるかが鍵を握りそうだ。DF須藤悟主将(47=北海道ベアーズ)は「主将だからといっても特別なことはしていない。自然体で平昌を迎えたい」と意気込みを語った。

 代表選手は日本パラリンピック委員会の承認を経て22日に正式に発表される。

 代表候補は以下の通り。

 ▽GK 福島忍、望月和哉(長野サンダーバーズ)

 ▽GK兼FW 広瀬進(北海道ベアーズ)

 ▽DF 中村稔幸(長野サンダーバーズ)須藤悟、三沢英司(北海道ベアーズ)上原大祐、石井英明(東京アイスバーンズ)

 ▽FW 堀江航、吉川守(長野サンダーバーズ)柴大明、安中幹雄(東京アイスバーンズ)塩谷吉寛(長野サンダーバーズ)高橋和広、児玉直、南雲啓佑(東京アイスバーンズ)熊谷昌治(長野サンダーバーズ)

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2018年1月13日のニュース