ロシアの15歳ザギトワSP2位から逆転初V「これからもいい結果を」

[ 2017年12月9日 21:02 ]

優勝したザギトワ(撮影・椎名 航)
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 フィギュアスケートのグランプリ(GP)ファイナルの女子は昨季の世界ジュニア女王、アリーナ・ザギトワ(15=ロシア)が合計223・30点の自己ベストで初優勝を飾った。

 8日のショートプログラム(SP)は2位だったが、演技後半に全てのジャンプを跳ぶ高難度の構成で逆転。ダブルアクセル―3回転トーループ、3回転ルッツは出来栄えで減点されたが、転倒などの大きなミスはなかった。「いい結果で終われてとても嬉しい」と静かに喜びをかみしめた。

 世界女王のメドベージェワ(ロシア)が右足故障で欠場した今大会。同じトゥトベリゼ・コーチに師事する15歳が頂点に駆け上がった。「これからもハイレベルな大会に出て、いい結果を残したい」。ドーピング問題で国際オリンピック委員会(IOC)がロシア選手団を18年平昌五輪から除外。SP後の会見ではIOCの決定に「ノーコメント」としたザギトワだが、個人資格で平昌に出場すれば、金メダルの有力候補だ。

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2017年12月9日のニュース