三宅“軽々”復帰V リオ五輪以来15カ月ぶり実戦も貫禄

[ 2017年11月23日 05:30 ]

全日本女子選抜選手権の53キロ級で優勝した三宅
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 重量挙げの女子48キロ級でロンドン五輪は銀メダル、リオデジャネイロ五輪は銅メダルを獲得した三宅宏実(いちご)が22日、福井県の小浜市民体育館で行われた全日本女子選抜選手権の53キロ級でリオ五輪以来の復帰を果たし、スナッチ78キロ、ジャーク103キロのトータル181キロで優勝した。約1年3カ月ぶりの実戦で貫禄を示し「(合計180キロの)目標達成にほっとしている」と喜んだ。

 1月の練習再開後は椎間板ヘルニアに悩まされた。6月末の診断で「1年前よりも少し悪くなっている」と言われたが、戦える状態に仕上げた。5大会連続となる20年東京五輪出場へ一歩を踏み出した32歳は「また半年かけて(来年5月の)全日本選手権に向けて調整したい」と最後まで明るい表情だった。

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2017年11月23日のニュース