北島氏ら韓国で聖火リレー「気持ちよく走れた」平昌開幕まで3カ月

[ 2017年11月9日 23:53 ]

平昌冬季五輪の聖火リレーに参加した北島康介氏(右)と白石阿島選手=9日、韓国・蔚山
Photo By 共同

 2018年平昌冬季五輪の開幕まで3カ月となった9日、韓国南東部の蔚山で行われた聖火リレーに競泳男子平泳ぎで04年アテネ、08年北京両五輪2冠の北島康介氏が登場した。日が暮れた午後6時(日本時間同)すぎ、白を基調としたウエアをまとってトーチを掲げ、沿道の観客に手を振りながら約200メートルをゆっくりと走った。

 北京五輪以来となるランナーを務めた北島氏は契約する日本コカ・コーラを通じ「とても気持ちよく走れた。20年東京五輪の聖火リレーも、今からすごく楽しみ」と感想を述べた。

 北島氏からトーチの火を引き継いだのは、スポーツクライミング女子のホープで両親が日本人の白石阿島選手(16)=米国。終始にこやかな表情で役目を果たし「レジェンド(北島氏)からトーチを受け取ったことは、絶対に忘れません」とコメントした。(共同)

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2017年11月9日のニュース