横綱・鶴竜4場所連続、今年5度目の休場…進退は初場所後に

[ 2017年11月9日 05:30 ]

大相撲九州場所 ( 12日初日、福岡国際センター )

 西横綱・鶴竜の全休が決まった。師匠の井筒親方(元関脇・逆鉾)によると、名古屋場所で負傷した右足の痛みに加え、数日前に腰痛を併発。8日付で「腰部挫傷、右足根骨剥離骨折後により約3週間の治療を要する見込み」と診断された。休場は4場所連続9度目で、今年5度目となる。

 秋場所を全休した鶴竜は秋巡業を皆勤し出場に前向きだったが、回復が遅れ6日からは稽古ができなかった。

 井筒親方は「今の状態では横綱の責任を果たせる自信がない。本当に申し訳ない。本人もじくじたる思いだと思う」と説明。来年初場所については「最後の場所のような気持ちで臨みたい。成績いかんでは(進退を)決断しないといけない」と話した。春場所から4横綱となったが、全員の皆勤は5場所目の今場所も実現しなかった。

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2017年11月9日のニュース