クラロワ日本一決定戦9月大会、“長野の高回転魔術師”GC初V

[ 2017年10月9日 05:30 ]

初優勝したGC(左下)Supercell提供
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 スマホとタブレットで遊べるオンラインカード戦略ゲーム「クラッシュ・ロワイヤル」(スーパーセル社、以下クラロワ)の日本一決定戦9月大会が今月1日、ユーチューブでライブ配信され、“長野の高回転魔術師”GCが初優勝を果たした。

 5月からスタートした月例大会のラストは伏兵が勇躍した。8強に初進出したGCだったが、頂点を狙う準備は入念だった。最大の見どころは日本トッププレイヤーのけんつめしと激突した準決勝。先勝して迎えた第2試合には、相手の必勝パターンの一つであるクロスボウデッキを読んだかのようにファイアボール+ロケットという変則デッキを繰り出した。“秘策”は実らずに敗れたが、続く第3試合をものにして強敵を撃破。3試合とも得意の枯渇デッキで押し通し、けんつめしに「同じデッキで来るとは」と言わしめた。決勝でもベルクを2連勝で下して栄冠を射止めた。

 今大会の優勝でランキングポイントを34まで上げ、世界選手権への出場資格を懸けた決勝大会(11月12日)の32人枠に圏外から一気に飛び込んできた。顔プロフィルはサングラスに煙幕というミステリアスな雰囲気をまとうが、その実力は本物。白熱の秋戦線の主役になる。

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