宮地 鉄棒でI難度の新技成功も 別の技で落下…メダル届かず

[ 2017年10月9日 05:33 ]

 体操・世界選手権最終日は8日、カナダ・モントリオールで種目別決勝を行い、鉄棒の宮地秀享(22=茗渓ク)は新技を決めたが、別の技で落下があり、13・733点の5位だった。

 冒頭のダイナミックな離れ技に会場が沸いた。バーを越えながら伸身で後方に2回宙返り、2回ひねってバーをつかむ。「ミヤチ」と命名される、最高I難度の「伸身コバチ2回ひねり」だ。「コバチの最終形はミヤチがいい」と話していた22歳が、鉄棒の新たな地平を切り開いた。だが、続く「ブレトシュナイダー」で落下。演技再開後は「ブレトシュナイダー」を含めて全ての離れ技をつかんだが、メダルには届かなかった。

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2017年10月9日のニュース