欧州選手権でフィランドが激勝 ブルズ新人マーカネンが大活躍!

[ 2017年9月4日 14:14 ]

 男子バスケの欧州選手権(ユーロバスケ2017=4カ国開催、24カ国参加)は3日に予選リーグの6試合を各地で行い、フィンランド開催のA組では地元のフィンランドが再延長の末にポーランドを90―87(前半36―32、延長12―12、再延長12―9)で退けて2勝1敗。初戦のフランス戦(86―84)に続いて延長を制して勝利を挙げた。

 第4Qの残り1分33秒で9点を追う展開だったがここから猛追して試合は延長に突入。最初の延長(5分)ではNBAブルズの新人センター、ラウリ・マーカネン(20歳=2メートル13)が残り3秒に同点のジャンプシュートを決め、再延長で粘るポーランドを振り切った。

 27得点と9リバウンドをマークしたマーカネンは米アリゾナ大からNBAの今ドラフトでティンバーウルブスに全体7番目に指名され、その後ブルズにトレードで移籍。今大会では3試合で計71得点を挙げるなどフィンランドの大黒柱として活躍している。

 イスラエル開催のB組では優勝候補の一角、リトアニアが2戦2勝だったイタリアに78―73(前半40―32)で勝利。初戦のジョージア戦は落としたが、その後は白星を2つ並べた。なおその他の結果は以下の通り。各組上位4チームが9日からの決勝トーナメント(トルコ開催)に進出する。

 ▼A組(フィンランド開催)=フランス(2勝1敗)115―79アイスランド(3敗)、スロベニア(3勝)78―72ギリシャ(1勝2敗)

 ▼B組(イスラエル開催)=ウクライナ(1勝2敗)88―81ジョージア(1勝2敗)、イスラエル(1勝2敗)82―80ドイツ(2勝1敗)

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2017年9月4日のニュース