中田久美監督 “伝統の一戦”へ「いい形で試合には入っていい結果で終わりたい」

[ 2017年9月4日 19:54 ]

質問に答える日本代表の中田監督 
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 バレーボールの国際大会、ワールドグランドチャンピオンズカップ女子大会は、5日から東京体育館で開幕する。4日は前日会見が行われ、日本代表の中田久美監督(52)は初戦の韓国戦に向け「韓国はかなりメンバー変更していて情報は少ないが、いい形で試合には入っていい結果で終わりたい」と“伝統の一戦”に向けて意気込みを語った。

 韓国には過去92勝43敗と勝ち越していて、絶対的エースのキム・ヨンギョン(29)は「肌のトラブルで治療を受け、コンディションも良くない」(ホン・スンジン監督)ため不在。日本にとっては追い風だが、リオ五輪で苦杯をなめた相手だけに指揮官は「サーブがいいので要注意。先手先手でいければと思う」と気を引き締めていた。

 大エースを欠く中での日韓戦となる韓国のホン・ソンジン監督は「多くの有力選手を欠いているが、最善の試合をしたい」と話した。

 ▼米国・キライ監督の話 「全チームが若い選手をそろえた。私たちだけではなく、学びの素晴らしい場になる。強豪が集まった大会で、これまでのことを試すいい機会」

 ▼ブラジル・ギマラエス監督の話 「ワールドグランドチャンピオンズカップに参加できて嬉しい。我々は若いチームで学習の時間だと思っている」

 ▼ロシア・クジュトキン監督の話 「新しい五輪サイクルの始まりの大会でとても重要な大会になる。すべてが強いチームなので、心して臨みたい」

 ▼中国・安監督の話 「4年に1度の大会で中国は欠場したこともあるが、参加できて嬉しい。今大会を新しいサイクルの最初の大会として頑張りたい」

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2017年9月4日のニュース