サンウルブズWTB江見 チーターズ戦へ「気持ちで上回って、必ず勝ちたい」

[ 2017年5月22日 18:16 ]

練習を終え、リラックスした表情を見せるサンウルブズの江見翔太
Photo By スポニチ

 勝って汚名返上だ!スーパーラグビーのサンウルブズが22日、東京都内のグラウンドで27日のチーターズ戦(秩父宮)に向けて練習を再開し、WTB江見翔太(サントリー)が汚名返上を誓った。

 江見は前節20日のシャークス戦(シンガポール)で先発出場。体の強さを生かしたランプレーでゲインを繰り返し、終盤までの接戦に貢献した。が、4点を追う後半33分ごろ、自陣奥深くのマイボールスクラムからSO小倉(NTTコミュニケーションズ)が出した絶妙なキックパスをまさかのノックオン。逆転のチャンスを逸するばかりでなく、相手に勝負を決定付けるトライを奪われる要因を作ってしまっただけに「スペースがあり、相手のプレッシャーはなかった。次のプレーのことを考えてしまった。あの状況では完全に個人のスキルの問題」と敗戦の責任を背負った。

 それだけに27日のチーターズ戦に懸ける思いは人一倍強い。チーターズとは3月11日に敵地で対戦しており、31―38で敗戦したもののトライ数は4つずつ。フルバックで先発していた江見自身も、スーパーラグビー初トライをマークしており、相性は悪くない。29日には6月の日本代表スコット発表も控えており、モチベーションはさらに高まる。「向こうのホームであの点差だった。今回もいい準備をして、気持ちで上回って、必ず勝ちたい」と勝って代表初選出を掴むつもりだ。

続きを表示

2017年5月22日のニュース