「チームセリザワ」弟子入り条件は280ヤード以上?

[ 2017年5月3日 18:43 ]

トークショーを行った(左から)中里光之介、村田理沙、芹沢信雄
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 「チームセリザワ」のリーダー・芹澤信雄(57)が3日、東京・渋谷区の「PEARLY GATES THE GREEN GOLF STORE表参道店」で男子の中里光之介(24)、女子の村田理沙(21)とトークショーを行った。

 今季は弟子の西山ゆかりが女子ツアーのKKT杯バンテリンレディースで優勝し、藤田寛之が国内男子ツアーの開幕戦・東建ホームメイトカップで4位に入り、宮本勝昌もパナソニックオープンでプレーオフの末に2位となるなど「チームセリザワ」のメンバーは絶好調。自らもシニアの開幕戦ノジマチャンピオンカップに出場した後、前週はレギュラーの中日クラウンズに掛け持ち参戦するなど精力的にプレーを続けている。「チームセリザワのモットーは“いつまでもあると思うな人気と仕事”ですから。来る仕事は断りませんよ」と笑顔で話し、集まったファンの笑いを誘った。

 同席した中里は、1Wの飛距離が平均300ヤードという飛ばし屋。「(男子ツアーの)トップ10に入ってくるんじゃないですかね」と感心しながら、「僕がゴルフを始めた(18歳の)時は、痩せていて細かったので、クラブを振り回すよりも曲がらないショットを打つように教えられた。だから思い切りクラブを振るゴルフはやってこなかった」と当時の教えがその後のスタイルを決定づけたと説明した。

 それでもパットやアプローチなどの小技、さらには曲がらないショットを武器に国内メジャーの日本マッチプレーを含むツアー通算5勝を挙げるなど人気、実力を兼ね備えたプロとして活躍。しかし、そうした実績にもかかわらず、現在後輩を指導する際は「若手に言うときは振れと言ってます」と話す。「今(のツアー)は飛距離が出ないと勝負にならないですからね。だから、これから(チームセリザワに)弟子入りしようというプロは280ヤード飛ばさないと入れません」と笑いながら“入門”の条件を付けていた。

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2017年5月3日のニュース