伊達 1年4カ月ぶりの復帰戦飾れず 2度の左膝の手術乗り越え

[ 2017年5月3日 17:00 ]

1年4カ月ぶりに復帰した伊達公子
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 女子テニスの伊達公子(46=エステティックTBC)は1年4カ月ぶりの復帰戦を白星で飾れなかった。3日に岐阜長良川テニスプラザで行われたツアー下部大会、カンガルーカップ国際女子オープンの1回戦で、世界ランキング136位の朱琳(23=中国)に2―6、2―6で完敗した。

 昨年2月と4月に左膝の手術を受けた伊達は、昨年1月の全豪オープン予選以来となる公式戦だった。立ち見も出るほど盛況のセンターコート。開始直後のゲームこそブレークしたものの、その後はお互いにサービスゲームのキープに苦しんだ。結局伊達は1度もサービスキープできないまま、第1セットを落とした。左膝の影響か、試合勘のなさゆえか。チャンスでボレーをミスしたり、フォアをネットにかけるなど、らしくないプレーも見られた。試合中には「足が合ってない!」といらだって声を荒げる場面もあった。第2セットに入ると左膝を気にするそぶりも見せ始め、一気に0―4とリードを許した。2―4まで巻き返して抵抗は見せたものの、そのまま逃げ切られて第3シードにストレート負けとなった。

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2017年5月3日のニュース