記録認定の基準を理事会で協議へ ドーピングで信頼揺らぐ

[ 2017年5月3日 05:30 ]

 相次ぐドーピング違反発覚で陸上の世界記録の信頼性が揺らいでいることを受け、国際陸連が透明性を高めるための記録認定の新基準を8月の理事会で協議する見通しとなった。

 欧州陸連が4月30日までの理事会で国際陸連への提言を承認。提言には、大会前の1年間に一定数以上のドーピング検査を受けていることや、記録達成時に採取した検体を再検査できるように10年間保存することが定められている。国際陸連のコー会長は「正しい方向への一歩。きちんと計画して構築できれば信頼を取り戻す絶好機になる」と採用に前向きな姿勢を示した。

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2017年5月3日のニュース