世界記録更新の期待…羽生が入念調整 20日開幕「世界国別対抗戦」

[ 2017年4月19日 11:19 ]

<フィギュアスケート国別対抗戦>フリーの曲をかけて練習する羽生結弦
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 20日開幕のフィギュアスケート世界国別対抗戦の公式練習が19日午前、東京・国立代々木競技場で行われ、羽生結弦(22=ANA)、宇野昌磨(19=中京大)、三原舞依(17=神戸ポートアイランドク)、樋口新葉(16=日本橋女学館高)ら日本勢が汗を流した。

 羽生はフリー「ホープ&レガシー」を流して調整。冒頭の4回転ループの着氷をこらえたものの、演技後半の4回転サルコーのコンビネーションを失敗。その後、4回転トーループを含む3連続ジャンプを決めた。練習終盤にはトリプルアクセル(3回転半)で転倒したが、次のアタックでは完璧に決めた。

 世界選手権のフリーでは、自身の世界最高得点を更新する223・20点をマークして、SP5位から逆転優勝。「1つ1ついろんな自分を超えられたらいい。ノーミスの演技を続けたい」と意気込む今大会では、自身が保持する合計330・43点の世界記録を更新する可能性も十分だ。

 男女SPは20日、男子フリーは21日、女子フリーは22日に行われる。

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