元ペイトリオッツのアーロン・ヘルナンデス 独房で首つり自殺

[ 2017年4月19日 20:58 ]

自殺した元ペイトリオッツのTEアーロン・ヘルナンデス(AP)
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 NFL元ペイトリオッツの主力TE(タイトエンド)で、2013年に友人を射殺して無期懲役となっていたアーロン・ヘルナンデス受刑者が19日午前3時、マサチューセッツ州シャーリーの刑務所の独房で首をつって自殺した。27歳だった。

 ベッドのシーツを切ってロープを作り自殺におよんだもので、病院に運ばれたものの死亡が確認された。

 同受刑者はフロリダ大時代の2010年に全米王者となり同年のドラフト4巡目(全体113番目)に指名されてNFL入り。1メートル88と大柄なTEではなかったがQBトム・ブレイディー(39歳)とのホットラインで注目され、3シーズンで計18TDをマークした。2012年のスーパーボウル(ジャイアンツに17―21で敗戦)にも出場。8回のレシーブで67ヤード、1TDを獲得した。

 しかし2014年にはさらに2人の射殺事件(12年)でも起訴されるなど私生活では問題が多く、「トップクラスのTEの1人」という高い評価を受けながらも、2013年6月にペイトリオッツを解雇されていた。

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