宇野昌磨 自身初300点超え2位「今シーズン一番の演技」

[ 2017年4月1日 21:22 ]

フィギュアスケート世界選手権・男子フリー ( 2017年4月1日    フィンランド・ヘルシンキ )

気迫の表情で滑る宇野昌磨
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 羽生に逆転されたものの、SP2位の宇野昌磨(19=中京大)がフリーでも自身初の200点超えとなる214・45点をマークし、2位に入った。

 「今シーズン一番の演技がこの大きな大会、そして去年の雪辱だった大会で出すことができたのがすごくうれしい」と声を弾ませた。

 初出場の昨年はSPで4位につけたが、フリーでは弱気になって2つの4回転ジャンプをミスし、7位に沈んだ。「楽しく滑ろうと思っていた。(直前の6分間練習から)楽しく落ち着いて滑ることができて、本番も落ちついて最後まで、切羽詰まったというより、余裕を持った演技ができた」と成長を実感。SPに続く自己新で合計点でも自身初の300点超えとなる319・31点と崩れなかった。

 「世界選手権というものを深く味わえた大会でした。去年の失敗、そして今年積み上げてきた成功、失敗のすべてがこの大会につながったかなと思いました。2度同じ過ちを犯したくない、その思いで一年間練習してきて、最高の形で終えることができて本当にうれしかったです」。シーズンを締めくくる大一番で、来年の平昌五輪につながる大きな手応えをつかんだ。

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2017年4月1日のニュース