三原舞依 フリーで巻き返し5位「ここまでやってきて良かった」

[ 2017年4月1日 08:00 ]

フィギュア世界選手権女子フリーで会心の滑りを見せる三原舞依
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 来年の平昌冬季五輪の国・地域別出場枠を懸けたフィギュアスケートの世界選手権第3日は3月31日、ヘルシンキで行われ、女子で日本勢は三原舞依(17=神戸ポートアイランドク)が合計197・88点で5位、樋口新葉(16=東京・日本橋女学館高)が188・05点で11位となり、2006年トリノ五輪から続いた最大3枠の確保を逃して2枠に減った。

 ショートプログラム(SP)15位の三原がフリー4位で巻き返したが、日本は上位2人の順位合計で「16」にとどまり、3枠を与えられる「13」以内に届かなかった。本郷理華(20=邦和スポーツランド)は169・83点で16位だった。

 ▼三原舞依の話 今まで練習をしてきて、世界選手権のために頑張ってきたことをしっかり出し切ろうとした。(ジャンプの)加点がすごくもらえていて、演技点も高い点数をいただけた。ここまでやってきて良かった。

 ▼樋口新葉の話 (演技後半に予定した)二つ目の2連続3回転ジャンプを跳ばないといけないと強く思いすぎて(単独の2回転となり)少し力んだ。世界選手権に出るのが初めてで、後悔しないようにしようと思っていた。それは達成できた。

 ▼本郷理華の話 ジャンプのミスが出て悔しい。練習でも失敗が多く、少し不安に思っていた。他選手のレベルの高さを知り、このままでは駄目だとあらためて気付けた。

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2017年4月1日のニュース