さくら 復活へ手応え3差暫定8位 午前スタートに感謝

[ 2017年4月1日 05:30 ]

米女子ゴルフツアーANAインスピレーション第1日 ( 2017年3月30日    米カリフォルニア州ランチョミラージュ ミッションヒルズCC=6769ヤード、パー72 )

第1ラウンド、10番でバンカーショットを放つ横峯さくら
Photo By 共同

 強風のため途中で順延された。横峯さくら(31=エプソン)がボギーなしの2バーディー、野村敏京(24=フリー)は3バーディー、1ボギーの70で回り暫定8位につけた。67をマークしたカリーヌ・イシェル(38=フランス)が暫定首位。宮里藍(31=サントリー)は74で同80位。約50人が競技を終えられなかった。上原彩子(33=モスバーガー)は11ホールで1アンダー、宮里美香(27=NTTぷらら)は6ホールで3オーバー。日本ツアー賞金女王のイ・ボミ(28=韓国)は9ホールを終えて1アンダーとした。

 最終9番で2メートルのパットを沈め2つ目のバーディーを奪った横峯は白い歯をこぼした。70の好スコアで回り「午前スタートで風もなくボギーなしで回ることができて良かった。メジャーの舞台で2アンダーで回れたことは本当に大きい」と満足そうにうなずいた。

 日の出時刻の約40分後にスタートする1組目。「準備がいつもより難しかった」。練習場はまだ暗く普段通りのメニューをこなせないままコースに出た。10番でいきなりティーショットを大きく左に曲げたが、パーでしのいで流れに乗った。続く11番パー5でバーディー。左の池につかまった18番は4メートルのパーパットをねじ込んで耐えた。「ラフに行くショットもあったが、リカバリーできた」と胸を張る。

 今季はここまで3試合に出場して58位が最高と苦しんでいる。日本ツアーでも2試合に出たが、予選落ちと27位。決勝ラウンドを逃した前週に「状態が悪すぎる。しっかり練習する」と修正を誓った。取り組みがひとまず実を結び「明日も一打一打大事にプレーしたい」と声が弾んだ。

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2017年4月1日のニュース