貴源治が十両昇進 貴乃花部屋3人目関取「年内に幕内に」

[ 2017年3月30日 05:30 ]

夏場所の新十両が決まり、双子の兄の貴公俊(左)と笑顔を見せる貴源治
Photo By 共同

 日本相撲協会は29日、夏場所の番付編成会議を大阪市内で開き、貴源治(19=貴乃花部屋)の新十両昇進と、明生(21=立浪部屋)の再十両を決めた。

 貴乃花部屋からは貴ノ岩、貴景勝に次ぐ3人目の関取となった貴源治は「年内に幕内に上がることが目標」と力強く決意表明した。入門から4年。13年春場所で一緒に初土俵を踏んだ双子の兄・貴公俊はまだ幕下だが「ライバルというより支え合う存在。兄にも勝ってほしい」と史上初の双子関取へ向け、エールを送った。

 1メートル91、153キロの体格を生かしての突き押しが得意。会見に同席した師匠の貴乃花親方(元横綱)は「地力を上げていくべきだ。未完成な部分が(改良されて)正攻法(の取り口)で使えてくると上を目指すというのが現実味を帯びてくる」と期待を寄せた。

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2017年3月30日のニュース