ウォリアーズ9連勝 スパーズに最大22点差を逆転、カリー29得点

[ 2017年3月30日 16:02 ]

29得点をマークしたウォリアーズのカリー(AP)
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 NBAは29日に各地で10試合を行い、リーグ全体首位のウォリアーズは敵地サンアントニオで2位スパーズを110―98(前半54―57)で下して9連勝。1Q4分2秒で0―15、同8分31秒で7―29と最大で22点差をつけられながら試合をひっくり返した。

 ステファン・カリー(29歳)は3点シュートを8本中4本成功させて29得点。今季の3点シュート成功数は289となり、2015年シーズンにマークした自己2番目の記録(286本)を超えた。ただし成功率39・9%は自己ワースト。精度の低さが今季は目立っている。

 スパーズの連勝は5で止まって57勝17敗。カワイ・レナード(25歳)はウォリアーズのダブルチームに苦しめられて19得点に終わり、このカードは今季3戦目で初黒星を喫した。

 サンダーのラッセル・ウエストブルック(28歳)は敵地オーランドで行われたマジック戦で57得点、13リバウンド、11アシストをマーク。4試合連続、今季38回目のトリプルダブルを達成し、1961年シーズンにオスカー・ロバートソン(当時ロイヤルズ)がマークしたリーグ最多記録(41回)に残り8試合となった段階であと「3」と迫った。

 試合は延長の末に114―106(前半44―49、延長12―4)で西地区全体6位のサンダーが勝って43勝31敗。第4Q残り7・1秒にウエストブルックが3点シュートを決めて同点に追いつき、延長を制して2季連続のプレーオフ進出を決めた。

 セルティクスは地元ボストンでバックスを迎え撃ったが100―103(前半49―55)で敗れて連勝は4でストップ。48勝27敗となって勝率で劣るために東地区全体首位の座をわずか2日でキャバリアーズに明け渡した。

 東地区全体6位のバックスは39勝36敗。ヤニス・アデトクンボ(22歳)が22得点と9リバウンドを記録し、チームはここ6戦で5勝目を挙げた。

 <その他の結果>

ホークス99―92 76ers、ホーネッツ110―106ラプターズ、ヒート105―88ニックス、グリズリーズ110―97ペイサーズ、ペリカンズ121―118マーベリクス、クリッパーズ133―124ウィザーズ、ジャズ112―82キングス

 <東地区全体順位>

(1)*キャバリアーズ(47勝26敗)(2)*セルティクス(48勝27敗)(3)*ウィザーズ(46勝29敗)(4)*ラプターズ(45勝30敗)(5)ホークス(39勝36敗)(6)バックス(39勝36敗)(7)ヒート(37勝38敗)(8)ペイサーズ(37勝38敗)(9)ブルズ(35勝39敗)(10)ホーネッツ(34勝41敗)(11)ピストンズ(34勝41敗)(12)76ers(28勝47敗)(13)ニックス(28勝47敗)(14)マジック(27勝48敗)(15)ネッツ(16勝58敗)

 <西地区全体順位>

(1)*ウォリアーズ(61勝14敗)(2)*スパーズ(57勝17敗)(3)*ロケッツ(51勝23敗)(4)*ジャズ(46勝29敗)(5)*クリッパーズ(45勝31敗)(6)*サンダー(43勝31敗)(7)グリズリーズ(41勝34敗)(8)トレイルブレイザーズ(36勝38敗)(9)ナゲッツ(35勝39敗)(10)ペリカンズ(32勝43敗)(11)マーベリクス(31勝43敗)(12)ティンバーウルブス(29勝44敗)(13)キングス(29勝46敗)(14)サンズ(22勝53敗)(15)レイカーズ(21勝53敗)

 *はプレーオフ進出が確定。ポストシーズンに参加できるのは両地区上位8チーム。レギュラーシーズンは82試合。

<31日のテレビ放送>

ブルズ―キャバリアーズWOWOWライブ 9時〜

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