GS制覇の高藤が充実帰国 東京五輪へ新ルールも「手応え」

[ 2017年2月15日 05:30 ]

柔道のグランドスラム・パリを制し、羽田空港に凱旋帰国した男子60キロ級の高藤直寿(左)と男子100キロ超級の王子谷剛志
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 柔道のグランドスラム(GS)パリで男子60キロ級を制した高藤直寿(パーク24)ら選手団が羽田空港に帰国。

 男子も試合時間が5分から4分に短縮されるなど、20年東京五輪に向けて大幅な変更があった新ルールが適用された初の大会をオール一本で制した高藤は「ルールに対応できた。(東京五輪まで)いける手応えをつかめた」と充実の表情で振り返った。日本勢は男女計14階級中、7階級を制覇。新ルールは今夏の世界選手権(ブダペスト)後に見直される可能性があるが、全柔連の山下泰裕副会長は「日本の選手は落ち着いて試合ができる」と指導の差だけでは4分間で勝敗が付かない新ルールを歓迎した。

 ◆ルール変更 全日本柔道連盟審判委員会の西田孝宏委員長は、4月29日に行われる全日本選手権(日本武道館)について、大幅にルール変更されることを示唆した。国際柔道連盟(IJF)の新ルールに近づくものとみられ、17日の大会実行委員会で決定する見込み。

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2017年2月15日のニュース