サンダー3連勝 ウエストブルックが活躍もキャンターが骨折

[ 2017年1月27日 16:10 ]

マーベリクス戦で45得点をマークしたサンダーのウエストブルック(AP)
Photo By AP

 NBAは26日に各地で4試合を行い、サンダーは地元オクラホマシティーでマーベリクスを109―98(前半53―55)で下して28勝19敗。球宴リザーブ・メンバーに選ばれたラッセル・ウエストブルック(28歳)が45得点、8リバウンド、3アシストをマークしてチームの3連勝に貢献した。

 ウエストブルックは今季47試合に出場して平均31・0得点、10・6リバウンド、10・2アシスト。1961年シーズンにシンシナティ・ロイヤルズのオスカー・ロバートソンが記録(30・8得点、12・5リバウンド、11・4アシスト)して以来、誰も成し遂げていない史上2度目のシーズン・トリプルダブルに向けて突き進んでいる。

 ただしサンダーのフォワードで今季14・6得点を挙げていたエネス・キャンター(24歳)は第2Q、怒りを爆発させて自軍ベンチを殴った際に右腕を骨折。ウエストブルックにとってはアシストパスのターゲットになっている選手の1人でもあり、チームにとっても個人にとっても“手痛い”負傷となった。

 マーベリクスは3連勝を逃して16勝30敗。ダーク・ノビツキー(38歳)ら主力4選手が欠場する中でハリソン・バーンズ(24歳)が31得点をマークしたが、終盤でリズムをつかめなかった。

 ジャズは地元ソルトレイクシティーでレイカーズに96―88(前半44―41)で勝って30勝18敗。ウエストブルック同様に球宴の西軍リザーブ選手となったゴードン・ヘイワード(26歳)が24得点を挙げて3試合ぶりに勝利を収めた。

 レイカーズは3連敗を喫して16勝34敗。ベンチから出たルー・ウィリアムス(30歳)は20得点、ドラフト全体32番目に指名された2メートル16のイビツァ・ズバッツ(19歳)が16得点と10リバウンドを稼いだが、先発5人では計32得点しかマークできなかった。

 ペイサーズは敵地ミネアポリスでティンバーウルブスを109―103(前半52―46)で退けて23勝22敗。球宴の東軍リザーブ選手に選出されたポール・ジョージ(26歳)が32得点をたたき出し、チームの連敗を3でくい止めた。

 ティンバーウルブスは17勝29敗。昨季の新人王、カールアンソニー・タウンズ(21歳)が33得点と10リバウンドを記録したが、5年ぶりの4連勝を逃した。

 ナゲッツは地元デンバーでサンズに127―120(前半57―61)で競り勝って20勝25敗。ここ8戦では6勝目を飾り、ホームでは5連勝となった。しかし29得点と14リバウンドをマークした成長株のニコラ・ヨキッチ(21歳)が終了間際に左脚を痛めてダウン。今後の出場が危ぶまれる事態となった。

 サンズは15勝31敗。エリック・ブレッドソー(27歳)が28得点、デビン・ブッカー(20歳)が24得点を稼いで食い下がったが連敗となった。

 <28日のテレビ中継>

キャバリアーズ―ネッツWOWOWプライム 9時15分〜

続きを表示

この記事のフォト

2017年1月27日のニュース