ディミトロフ 決勝届かず「なぜ彼がナダルなのかを証明した試合」

[ 2017年1月28日 00:41 ]

全豪オープンテニス男子シングルス準決勝 ( 2017年1月27日    オーストラリア・メルボルン )

ナダルと健闘を称え合うディミトロフ
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 ディミトロフはあと一歩のところで4大大会初の決勝進出を逃した。「これだけの試合をして負けるのは辛い。でも自分は正しい方向に進んでいると思えた」。

 前哨戦のブリスベン国際優勝に続き、最近の不振を払拭するような活躍を見せた。最終セット、第2ゲームと第8ゲームで合計3度あったブレークのチャンスを生かしていれば結果は違ったかもしれない。歴戦のナダルの勝負強さに「なぜ彼がナダルなのかを証明した試合だった」と79本の決定打を決めても及ばなかった。

 フェデラー対ナダルの黄金カード実現を期待するムードの中での試合に「誰だってそのカードは見たい。僕だって見たい」と認めたが、「でも試合中はそんなことは考えなかった。自分のやるべきことに集中していた」と悔しさをにじませた。

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2017年1月27日のニュース