上地結衣 大会4連覇ならず「プレーをしていて難しいかなと感じた」

[ 2017年1月27日 18:56 ]

 全豪オープンテニスの車いす女子ダブルス決勝で、上地結衣(22=エイベックス)の大会4連覇はならなかった。

 ディーデ・デフルート(20=オランダ)と組み、イエスカ・グリフィユン(31)アニク・ファンクート(26=ともにオランダ)に3―6、2―6のストレート負けを喫した。

 「プレーをしていてもまだ難しいかなと感じた」と上地は4大大会初出場のパートナーの緊張感を感じたという。20歳のデフルートはミスが続くと熱くなり、持ち前のパワーショットも出し切れなかった。「あれこれ戦術的なことは言わずにリラックスしてプレーできるように声をかけた」という心遣いもリオ・パラリンピック金メダルペアとの経験の差を補うことはできなかった。

 「最近は日本も10代が出てきたり、雰囲気的にベテランの方に入れられそうでさびしい。1、2歳しか違わないのに」と笑いつつ、「自分よりも年下が出てきて刺激になる。いつか彼女と勝ちたい」と若い選手の台頭は歓迎。きょう28日のシングルス決勝では大会初制覇を懸けてグリフィユンとの再戦に挑む。

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2017年1月27日のニュース