ボルトさらに飛び火? 違反カーターはロンドン五輪にも出場

[ 2017年1月27日 05:30 ]

2008年8月、北京五輪陸上男子400メートルリレー決勝で、(右から)ボルト、パウエルのジャマイカを追う日本の(左から)朝原宣治、高平慎士の各選手
Photo By 共同

 北京五輪陸上男子400メートルリレーでジャマイカの金メダルが剥奪されたが、今回違反が発覚したカーターはロンドン五輪400メートルリレーの優勝メンバーでもあり、ボルトにとっては再び「飛び火」する懸念もある。

 世界反ドーピング機関(WADA)の新たな統一規定で、検体の保存期間は8年から10年に延びた。IOCのバジェット医事部長は「過去の違反者も徹底的に掘り起こす」と指摘。20年東京五輪の直前まで、最新技術を駆使して検査を続けるロンドン五輪はさらに違反者が増える見通しだ。

続きを表示

2017年1月27日のニュース