ロケッツ 9連勝でストップ、ハーデン33得点もTウルブスに敗れる

[ 2017年1月12日 16:38 ]

33得点をマークしたもののティンバーウルブスに敗れたロケッツのハーデン=左(AP)
Photo By AP

 NBAは11日に各地で6試合を行い、ロケッツは敵地ミネアポリス(ミネソタ州)で西地区ノースウエスト最下位のティンバーウルブスと対戦。ここ2試合連続でトリプルダブルを達成していたジェームズ・ハーデン(27歳)が33得点、6リバウンド、12アシストを記録したものの、105―119(前半54―55)で敗れて連勝は9でストップした。ロケッツは31勝10敗。西地区サウスウエスト首位のスパーズとのゲーム差は0・5となった。

 ティンバーウルブスは13勝26敗。ザック・ラビーン(21歳)は腰を痛めて欠場したが、アンドリュー・ウィギンス(21歳)が28得点、カールアンソニー・タウンズ(21歳)が23得点と18リバウンドを稼ぎ、2人の新人王経験者の活躍で強敵をなぎ倒した。

 サンダーは地元オクラホマシティー(オクラホマ州)でグリズリーズに103―95(前半55―44)で勝って3連勝で24勝16敗。ラッセル・ウエストブルック(28歳)は24得点、13リバウンド、12アシストで今季18回目(通算55回目)のトリプルダブルを達成した。同選手が昨季にマークしたトリプルダブルは18回で、これはマジック・ジョンソン(元レイカーズ)が1981年シーズンに記録して以来の好成績。しかし今季はレギュラーシーズン82試合中、40試合を消化した段階で同じ回数をクリアしてしまった。

 グリズリーズは24勝17敗。地元メンフィス(テネシー州)で行われた12月29日のこのカードでは114―80で圧勝したが、敵地での今季2戦目では黒星となった。

 76ersは地元フィラデルフィア(ペンシルベニア州)でニックスに98―97(前半47―52)で競り勝って11勝25敗。ガードのT・J・マコネル(24歳)が劇的なジャンプシュートによるブザービーターを決めてここ5戦で4勝目を挙げた。

 新人王候補のジョエル・エンビード(22歳)は21得点と14リバウンドをマーク。最大17点差をつけられながら見事な逆転勝利を収めた。

 ニックスはここ10戦で9敗目を喫して17勝22敗。9日のペリカンズ戦を無断で欠場したデリック・ローズ(28歳)は25得点、カーメロ・アンソニー(32歳)も28得点を稼いだが、土壇場で試合をひっくり返された。

 キャバリアーズは積雪36センチとなったポートランド(オレゴン州)でトレイルブレイザーズと対戦。レブロン・ジェームズ(32歳)は20得点、11リバウンドをマークしたが、チームは86―102(前半41―49)で敗れて28勝10敗。今季2度目の連敗を喫した。ホークスからトレードで移籍してきたカイル・コーバー(35歳)は2試合連続で2得点どまり。NBA通算で42・9%の成功率を保持している3点シュートは、新天地での2試合で計4本を放ってまだ1本も決まっていない。

 トレイルブレイザーズは17勝23敗。C・J・マッカラム(25歳)が5本の3点シュートなどで27得点、ベンチから出たアレン・クラブ(24歳)も21得点をたたき出して勝利をものにした。マッカラムは7試合連続で25得点以上を記録。チームはここ4戦で3勝目を挙げた。

 なお前日ユタ州ソルトレイクシティーで試合を行ったキャバリアーズは悪天候の影響でフライトが遅れ、ポートランドに到着したのはこの日の午前3時。カリフォルニア州ロサンゼルスからホームに戻ろうとしたトレイルブレイザーズもポートランドにはたどり着けず、ワシントン州シアトルまで移動してホテルで仮眠をとったあとポートランドに戻った。

 <その他の結果>

セルティクス(24勝15敗)117―108ウィザーズ(19勝19敗)、クリッパーズ(27勝14敗)105―96マジック(16勝24敗)

<13日のテレビ中継>

スパーズ― レイカーズ

WOWOWライブ 10時30分〜

続きを表示

この記事のフォト

2017年1月12日のニュース