好調松山が意欲　苦戦コースに無欲で挑む　１２日開幕ソニーＯＰ

プロアマ戦で最終調整し笑顔を見せる松山
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　米男子ゴルフのソニー・オープンに出場する松山英樹が開幕前日の１１日、試合会場のハワイ州ホノルルのワイアラエＣＣでプロアマ戦に出場し、最終調整を行った。公式記者会見にも臨み「いい成績が続いているので、今週も楽しみ」と意欲を見せた。

　前週は今年初戦のＳＢＳチャンピオンズで２位になり、昨年終盤から団体戦を除いて６試合で優勝４度、２位２度と好調を持続。米ツアー２０１６〜１７年シーズンの積算ポイントで首位に立つ。

　ソニー・オープンは１１年にアマチュアで出場して以来４度参戦し、３度の予選落ち。予選を通過した１５年も最終ラウンドには進めず「フェアウエーが狭いしグリーンも難しい」との印象を持つ。今年は数ホールで木が切られ、バンカーの位置が変わるなどコースが一部改造されたが「思ったほど変わっていなくて、びっくりした」と話した。

　それでも米ツアーの公式サイトが予想する優勝候補のランキングで４位と期待は高い。前日は悪いイメージを払拭するために別のコースでプレーし「リラックスして、いいゴルフをしてきた」と日焼けした顔に笑みを浮かべた。「（相性の悪さは）気にしないでやりたい。鍵はフェアウエーに打つこと。今週は目標なしでやる」と無欲で挑む。（共同）