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出た!宇良バウアー 土俵際184キロ豊響の両手突き耐え逆転

大相撲初場所4日目 ( 2017年1月11日    両国国技館 )

<初場所4日目>土俵際で豊響(右)の攻めにたえる宇良
Photo By スポニチ

 十両の宇良が大逆転で豊響を破り、十両で唯一の4連勝を飾った。土俵際で棒立ちになりながらも上下の突きを予知するかのような動きでかわして、喝采を浴びた。幕内では横綱・鶴竜が平幕・御嶽海に押し出されて初黒星。御嶽海は横綱・日馬富士戦に続いて2個目の金星となった。上位の勝ちっ放しは横綱・白鵬、大関・稀勢の里。平幕では貴ノ岩、蒼国来、佐田の海が全勝を守った。

 学生時代の得意技「居反り」が代名詞の宇良が守りでも反った。「残れて良かったです。諦めないで最後まで相撲を取れた」。土俵際で驚異的な粘り腰を見せた“宇良バウアー”。満員御礼の国技館が沸きに沸いた。

 アクロバット相撲の本領発揮だ。184キロの豊響の突進で追い込まれた土俵際。128キロの宇良はトドメの両手突きを胸に食らったが、俵に足をかけたまま上体だけを大きく後ろに反らせ、突きの威力を半減させた。まるでボクシングのスエーバック。慌てた豊響は宇良の腹部をがむしゃらに両手で突いたが、ここでも変幻自在な動きを見せた。しゃがみ込みながらこらえると、一気に逆襲だ。跳び上がるように押し返し、最後は右手で相手の足を刈った。今場所4つ目の決まり手となる渡し込みで破った。

 フィギュアスケートで体を反らせるのが06年トリノ五輪金メダルの荒川静香で有名になった「イナバウアー」。角界では琴奨菊の仕切りで体を大きく反らす動きが「琴バウアー」の異名を取っているが、取組中にこれだけ体を弓なりにできるのは宇良ぐらいだろう。豊響は「あんな残り方をされたことはない」とあぜんとしながら悔しがった。

 秋場所中に左手舟状骨を骨折し、今も左手首にテーピングを施す。今場所前の冬巡業も途中で離脱。稽古も満足にできなかったが、下半身を集中してトレーニングしたことが粘り強さを生んでいる。東十両3枚目で無傷の4連勝。昨年夏場所の十両昇進以来、初めて単独トップに立った。「まだ序盤なので」と控えめに話したが、ご当所の大阪での春場所新入幕へ視界は良好だ。

 ▼先場所の宇良 昨年5月の夏場所で幕下から昇進して十両は4場所目。最初2連敗したが、3日目から7連勝。再び連敗したが、12日目にようやく勝ち越しを決めて8勝7敗で終えた。

 ◆敢闘精神を評価する投票 幕内は95ポイントで御嶽海がトップ。2位は81ポイントの正代、3位は79ポイントの遠藤。十両は98ポイントで宇良が3日連続トップだった。

[ 2017年1月12日 05:30 ]

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