朝日山親方が二所一門離脱 元琴錦、伊勢ケ浜一門へ移籍

[ 2017年1月12日 22:25 ]

朝日山親方
Photo By 共同

 現役時代は速攻の「F1相撲」と称され、大相撲でただ一人の平幕優勝2度を誇る朝日山親方(48)=元関脇琴錦、本名松沢英行、群馬県出身=が、所属先の二所ノ関一門を離脱して伊勢ケ浜一門に移籍したことが12日、日本相撲協会関係者の話で分かった。

 関係者によると、朝日山親方は12日に東京都内で開かれた二所ノ関一門会で移籍を表明し、了承されたという。伊勢ケ浜親方(元横綱旭富士)と親交が深いことなどが理由とみられる。現役時代は佐渡ケ嶽部屋に在籍した朝日山親方は昨年6月に尾車部屋から独立し、朝日山部屋を再興した。

 部屋を系統別に分ける一門は二所ノ関、伊勢ケ浜の他に出羽海、高砂、時津風、貴乃花と六つあり、役員候補選挙や連合稽古、冠婚葬祭などで協力する。昨年12月には、人気の幕内遠藤の師匠である追手風親方(元幕内大翔山)ら親方2人が伊勢ケ浜一門から時津風一門に移った。

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