米国で3オン3のプロリーグ発足 アイバーソンら参加 発起人はアイス・キューブ

[ 2017年1月12日 13:49 ]

3オン3のプロリーグに参加することになったアレン・アイバーソン
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 男子バスケットボールの「3オン3(国際競技名は3×3=スリー・バイ・スリー)」にプロリーグが発足することになった。米国の俳優でラッパーのアイス・キューブ(47)らが発起人となって誕生したもので、NBAの元得点王、アレン・アイバーソン(41=元76ersほか)やファイナルMVPにもなったチャンシー・ビラップス(40=元ピストンズほか)、さらにケニオン・マーティン(39)、ラシャード・ルイス(39)らかつてNBAを沸かせたスター選手も参加を表明。アイバーソンは「アイス・キューブの頼みとあれば断れないさ。きっと成功する。それに関わってみたかった」と抱負を語った。

 リーグ名はBIG3でチーム数(1チーム5人)は8つ。参加資格はプロとしての経験がある30歳以上の元選手で、3月にドラフトが行われる運びになっている。開幕は6月24日で、その後は各土曜日に異なる8都市で8大会を行い、成績上位のチームが2週間のプレーオフを戦う予定。報酬は成績に応じて配分されることになった。

 3×3はすでにユース五輪の正式種目に採用され、世界選手権も実施。BIG3ではNBAの3点シュート・ラインよりも遠い位置に「4点シュート・ライン」が設置されることになっており、60点目を先に取った方が勝ち。10分&21点制の国際大会(得点は1か2)とは異なるルールに設定された。

 なお監督にはゲイリー・ペイトン氏(48歳=元スーパーソニックスほか)とジョージ・ガービン氏(64歳=元スパーズほか)の就任が内定している。

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2017年1月12日のニュース