カウボーイズ快勝で13勝目 チームのシーズン最多勝利記録並ぶ

[ 2016年12月27日 15:22 ]

レシーブで2TD、パスで1TDをマークしたカウボーイズのWRブライアント(AP)
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 NFLは26日、テキサス州アーリントンで第16週の残り1試合を行い、すでにNFCの第1シードを決めている地元のカウボーイズが42−21(前半21−21)でライオンズを下し、チームのシーズン最多勝利記録に並ぶ13勝目(2敗)を挙げた。

 WRデズ・ブライアント(28歳)は4回のレシーブ(70ヤード)ながら2つのTDをマーク。第2Qにはリバース・プレーからTEジェイソン・ウィッテン(34歳)に10ヤードのTDパス(自身初)を通した。これでブライアントの通算TDレシーブ数はNFL7季目で67となり、マイケル・アービン(65)を抜いてチームの歴代2位に浮上。ボブ・ヘイズが保持するチーム記録にもあと4と迫った。

 ドラフト全体4番目に指名されたRBイジキール・エリオット(21歳)も12回のキャリーで80ヤードを走破して2つのTDを奪取。今季のラン獲得は1631ヤード(リーグ1位)となり、エリック・ディッカーソン(元ラムズ)が樹立した新人選手のシーズン最多記録(1881ヤード)にあと177ヤードまで迫ってきた。

 エリオットと同じルーキーのQBダク・プレスコット(23歳)も20回中15回のパスを成功させて212ヤードと3TDをパスで獲得。シーズン13勝は、2004年にスティーラーズ・ロスリスバーガー(34歳)が記録した新人最多勝利数に並んだ。なおカウボーイズは1月1日の最終週でイーグルス(6勝9敗)と対戦する。

 敗れたライオンズは5連勝のあと連敗を喫して9勝6敗。2009年ドラフトの全体トップ指名選手だったQBマシュー・スタッフォード(28歳)は46回のパスで成功は26回にとどまり、ランでは1TDをマークしたものの、パスではTDを奪えなかった。

 この結果、NFC北地区ではライオンズとパッカーズがともに9勝6敗で、最終週ではライオンズの地元デトロイトで両者が激突し、勝った方が地区優勝でプレーオフに進出できる。

 <各地区順位(26日現在)>

 ▼AFC東地区=★(1)ペイトリオッツ(13勝2敗)(2)☆ドルフィンズ(10勝5敗)(3)ビルズ(7勝8敗)(4)ジェッツ(4勝11敗)

 ▼同南地区=★(1)テキサンズ(9勝6敗)(2)タイタンズ(8勝7敗)(3)コルツ(7勝8敗)(4)ジャガーズ(3勝12敗)

 ▼同北地区=(1)★スティーラーズ(10勝5敗)(2)レイブンズ(8勝7敗)(3)ベンガルズ(5勝9敗1分け)(4)ブラウンズ(1勝14敗)

 ▼同西地区=☆(1)レイダース(12勝3敗)(2)☆チーフス(11勝4敗)(3)ブロンコス(8勝7敗)(4)チャージャーズ(5勝10敗)

 ▼NFC東地区=★(1)カウボーイズ(13勝2敗)☆(2)ジャイアンツ(10勝5敗)(3)レッドスキンズ(8勝6敗1分け)(4)イーグルス(6勝9敗)

 ▼同南地区=★(1)ファルコンズ(10勝5敗)(2)バッカニアーズ(8勝7敗)(3)セインツ(7勝8敗)(4)パンサーズ(6勝9敗)

 ▼同北地区=(1)パッカーズ(9勝6敗)(2)ライオンズ(9勝6敗)(3)バイキングス(7勝8敗)(4)ベアーズ(3勝12敗)

 ▼同西地区=★(1)シーホークス(9勝5敗1分け)(2)カージナルス(6勝8敗1分け)(3)ラムズ(4勝11敗)(4)49ers(2勝13敗)

 *★は地区優勝。☆はプレーオフ進出。

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