国内女子ツアー規定改定 各種義務免除、海外メジャー挑戦を後押し

[ 2016年12月20日 11:50 ]

 日本女子プロゴルフ協会(LPGA)は20日、都内で会見を開き、ツアー規定の改定を発表した。海外メジャーなど海外主要試合に出場する選手が、その前週または翌週に海外の試合に出場する場合、優勝者の翌年度出場義務、賞金シード選手の前年度欠場競技の出場義務が免除されることになった。海外メジャーに挑戦する選手は、制約を受けずに2週連続で海外の試合に出場できる。

 海外メジャーなどレベルの高い試合を経験することで選手強化につなげる方策。小林浩美会長は「2020年東京五輪に向けて海外での経験値を増やし強い選手を育てたい。(海外の)強い選手が入って(国内ツアーに参戦して)も(日本選手が)勝てるようツアーを強化したい。2つの思いから(改定した)」と説明した。

 またツアー優勝者および3年連続賞金シードを有する選手は、プロテストを受験しなくてもLPGAの承認を受ければLPGA会員資格を付与されることになる。規定の適用は来季からで、アマチュアで今年の日本女子オープンを制し単年登録してプロ転向した畑岡奈紗は対象にならない。

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