五輪予選突破へ 女子代表・永野元&志賀10代コンビが鍵

[ 2016年12月20日 05:30 ]

五輪出場へ意欲を見せる志賀(左)と永野元
Photo By スポニチ

 18年平昌(ピョンチャン)五輪の出場を目指すアイスホッケー女子代表(世界ランク7位)が19日、羽田着の航空機でチェコ遠征から帰国。18歳の永野元佳乃(えのもと・よしの)とチーム最年少17歳の志賀葵の10代コンビが来年2月9日開幕の五輪最終予選(北海道・苫小牧市)突破へ意欲をにじませた。

 FWの永野元はU−18の国際大会で現在所属するオンタリオ・アカデミー(カナダ)の関係者に声を掛けられ、留学した逸材。今遠征で全勝したチームに貢献し、最終予選へ「メンバーに選ばれたからにはしっかり結果を残したい」と意気込んだ。DFの志賀は「スティックを抑えられずにピンチもあった」と海外勢との体格差に苦戦する場面もあったが、両選手とも将来の「スマイルジャパン」に欠かせないスター候補だ。最終予選ではドイツ(同8位)、オーストリア(同11位)、フランス(同12位)と戦い、優勝すれば2大会連続の五輪出場が決まる。

続きを表示

2016年12月20日のニュース