サンダー ホークスに惜敗 終了間際の“同点弾”判定で幻に

[ 2016年12月20日 15:18 ]

 NBAは19日に各地で5試合を行い、サンダーは地元オクラホマシティーでホークスに108−110(前半53−48)で競り負けて16勝12敗。ここ4戦で3敗目を喫した。ラッセル・ウエストブルック(28歳)は35分の出場で46得点、11リバウンド、7アシストを稼いで奮闘したが、終了間際に逆転を狙って放った3点シュートはミス。リバウンドを拾ったセンターのスティーブン・アダムス(23歳)がダンクを決めたものの、ビデオでチェックした結果、試合終了を告げるブザーの後と判断されて“同点弾”は無効となった。

 サンダーは今季16・1得点を挙げているガードのビクター・オラディーポ(24歳)が右手首の故障で4試合連続の欠場。ウエストブルックが放ったフィールドゴール(FG)の試投数はチーム全体の44%(成功は16本)に達し、結果的には一極集中オフェンスが裏目となった。

 ホークスは14勝14敗。センターのドワイト・ハワード(31歳)は腰痛で欠場したが、ポイントガードのデニス・シュルーダー(23歳)が40分の出場で31得点を稼ぎ、フォワードのポール・ミルサップ(31歳)は30得点と11リバウンドを記録して残り12・7秒には勝ち越しのシュートも成功させた。

 ブルズは地元シカゴでピストンズに113−82(前半69−34)で快勝。連敗を3でくい止めて14勝13敗とした。ピストンズは14勝16敗。ここ5戦で4敗と調子は下降線をたどっている。

 ティンバーウルブスは地元ミネアポリスでサンズを115−108(前半62−54)で退けて8勝19敗。カールアンソニー・タウンズ(21歳)が28得点と15リバウンドをマークし、ホームでは11月17日の76ers戦以来となる白星を挙げた。サンズは8勝20敗。エリック・ブレッドソー(27歳)が27得点を稼いだがチームは3連敗となった。

 ペイサーズは地元インディアナポリスでウィザーズに107−105(前半57−57)で競り勝って15勝14敗。同点で迎えた第4Qの残り0・9秒、フォワードのサディアス・ヤング(29歳)がシュートを決めてこれが決勝点となった。ポール・ジョージ(26歳)は27得点を記録し、6人が2ケタ得点をマーク。ウィザーズは残り2分1秒で98−105と7点を追う展開から残り15秒に同点としたが、あと一歩およばなかった。

 ナゲッツは地元デンバーでマーベリクスを117−107(前半60−58)で退けて3連勝で12勝16敗。フォワードのニコラ・ヨキッチ(21歳)が27得点、15リバウンド、9アシストをマークして勝利に貢献した。

 マーベリクスは7勝21敗。デロン・ウィリアムス(32歳)が23得点、8アシストを稼いだものの、苦手のロードでは今季1勝13敗となった。

 <21日のテレビ中継>

ニックス− ペイサーズ

WOWOWライブ 9時30〜

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2016年12月20日のニュース