豪栄道 照ノ富士らと充実の稽古 綱獲りへ平常心「特に気にしてない」

[ 2016年11月8日 12:38 ]

豪栄道(左)は出稽古に来た高安を圧倒

 大相撲九州場所(13日初日、福岡国際センター)で綱獲りに挑む大関・豪栄道(30=境川部屋)が8日、出稽古に来たカド番大関の照ノ富士、大関獲りの関脇・高安、小結・玉鷲と激しい稽古を行った。

 計16番で11勝5敗。高安には4戦全勝で、照ノ富士には6勝5敗とほぼ互角ながら、右を差して一気に寄り切るなど力強さを見せた。「疲れが出てくる時期なので少し足が出なかったところがあるけれど、トータル的にはまずまずじゃないですか。前に出ている分には、いい攻めができていた」と手応えを口にした。

 カド番で迎えた秋場所で全勝優勝を果たし、今場所は周囲から狙われる立場に変わった。「特に気にしていない。やることは変わらないので」と平常心は変わらない。それよりも多くの力士が出稽古に来てくれることを「思い切り勝ちに来てくれるので、身になります」とプラスに捉えている。ここまでは充実の稽古ができているだけに「あとはしっかりケアして初日を迎えたい」と自信を漂わせていた。

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2016年11月8日のニュース