里山 境川部屋出稽古で意欲的申し合い、関取死守へ充実の表情

[ 2016年11月2日 15:37 ]

大相撲九州場所11月13日初日 ( 福岡国際センター )

出稽古先の境川部屋で、佐田の海(右)を相手に「とったり」を繰り出す里山

 東十両14枚目の里山(尾上部屋)が2日、福岡県大野城市の境川部屋に出稽古し、意欲的に申し合いを行った。

 幕内の妙義龍、佐田の海からも白星を挙げるなど動きの良さを見せ、幕下や十両の佐田の富士も含めて計15番で9勝。「ほかの場所も含めて、境川部屋に出稽古したのは初めて。いろいろな相手がいてよかった」と充実の表情だった。

 九州場所では14枚目と、2012年秋場所から守り続けている関取の地位を守るには、後がない状況。

 体重約120キロで土俵を沸かせてきた35歳のベテラン小兵業師は「プレッシャーはあります」と、勝ち越しへ気合を入れていた。

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2016年11月2日のニュース