柔道・大野ら9人に都栄誉賞 小池知事が贈呈「夢と希望与えた」

[ 2016年10月12日 14:34 ]

東京都の小池百合子知事(左)から賞状を受け取る、リオ五輪柔道金メダリストの大野将平選手
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 リオデジャネイロ五輪柔道男子73キロ級で金メダルの大野将平選手(24)ら東京都在住や在勤などゆかりのある金メダリスト9人に対し、都栄誉賞と都民スポーツ大賞を贈呈する表彰式が12日、都庁で開かれた。

 小池百合子知事が大野選手らに賞状と副賞の目録を手渡し、重量挙げで銅の三宅宏実選手(30)らリオ五輪・パラリンピックの銀と銅のメダリスト42人にも、都民スポーツ大賞を贈呈。

 小池知事は「自らの限界を超えて戦う姿は夢と希望を与えてくれた。アスリートが2020年東京大会への期待と高揚感を背に、力の全てを発揮できるよう素晴らしいものにしたい」とあいさつした。

 体操男子の団体金の白井健三選手(20)は「アスリートの頑張りが東京五輪での盛り上がりにつながる。気を引き締めていきたい」と語った。

 都によると、副賞は金メダリストが30万円、銀メダリスト20万円、銅メダリスト10万円。ただ金メダリストで複数のメダルを獲得した選手には、50万円を上限に支給する。

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