美宇凱旋!「人生で一番ケータイが忙しかった」中国Lに参戦へ

[ 2016年10月12日 05:30 ]

<卓球・平野美宇・伊藤美誠帰国>帰国会見で笑顔をみせる平野美宇
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 米国で行われた卓球女子W杯のシングルスで最年少&日本人初優勝を飾った平野美宇(16=エリートアカデミー)が11日、成田空港着の航空機で帰国した。

 W杯制覇について「夢のよう。めっちゃうれしかった」とあらためて喜びを語り「生きてきた中で一番ケータイが忙しかった」と祝福のメールも殺到した。今春からウエートトレーニングを始め、当初15キロだったスクワットは現在は最高37キロ。まだまだ可愛いものだが、フィジカルを着実に強化してきた。「フォアハンドの体の使い方も変えて、フォアに回されてもしっかり打てるようになった」と積み上げてきたものが優勝につながった。

 今大会では不在だった中国勢を倒していくことが、目標とする東京五輪金メダルのためには必須。「中国選手のボールに慣れて、勝てるようにしたい」とさらなる成長を求めて今週中に中国超級リーグに参戦する。技術吸収のためには語学力の上達も欠かせない。11月上旬までの参戦期間中は中国在住の日本人に中国語を学ぶ予定。「自分から中国の友達に話していくことが大事」と肝を据えて、未知の世界に飛び込む。

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