畑岡奈紗、プロ初戦へ渡米 来季米ツアー予選会「上位で通過を」

[ 2016年10月12日 10:27 ]

米ツアー予選会出場のため成田空港から渡米する畑岡奈紗
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 米ツアーの来季出場権を懸けた2次予選会(20~23日、米フロリダ州)に出場する女子ゴルフの畑岡奈紗(17=茨城・ルネサンス高3年)が12日、渡米前に成田空港で取材対応した。

 アマチュアとして日本女子オープンに優勝した権利で日本女子プロゴルフ協会に単年登録し、10日にプロ転向会見を行ったばかり。前日は茨城県内の自宅で静養したが「まだ疲れは残っている」という。

 2次予選会で80位以内に入れば11月の最終予選会に進出。最終予選会で20位以内なら来季のほとんどの試合にできる。「気持ちを切り替えて、しっかり上位で通過できるように頑張りたい」と決意を語った。

 日本女子オープンを含めて国内の試合では母・博美さん(49)がバッグを担いでいるが、2次予選会ではナショナルチームのガース・ジョーンズ・コーチ(オーストラリア)がキャディーを務める。畑岡は「心強いし、安心感がある」と安堵の表情で話した。

 プロとして臨む最初の試合になるが「特別な意識はない。でも日本女子オープンで勝った自信は大きい」と語った。

 最終予選会に進出した段階で下部ツアーの出場権が得られる。「まだどちらでやるか決めていないけど、(日本より)米国の方が気持ちが強い」と、もしレギュラーツアーの出場権が得られない場合、下部ツアーでも米国を優先する可能性を示唆した。

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2016年10月12日のニュース