錦織、難敵を圧勝!今大会初のストレート勝ち「凄くいいゲームできた」

[ 2016年9月6日 09:32 ]

カロビッチを下して8強入りを決め、ガッツポーズの錦織(AP)

 テニスの全米オープン第8日は5日、ニューヨークのビリー・ジーン・キング・ナショナル・テニスセンターで行われ、男子シングルス4回戦で世界ランキング7位で第6シードの錦織圭(26=日清食品)は同23位で第21シードのイボ・カロビッチ(37=クロアチア)に6―3、6―4、7―6で今大会初のストレート勝ち。準優勝した2014年以来、2年ぶりの8強入りを果たした。

 身長2メートル10のビッグサーバーを相手に地力の差を見せて2セットを連取した錦織だったが、第3セットでは第10ゲームでダブルのブレークチャンスを許すなど苦戦。勝負はタイブレークへともつれ込み、「多少、焦りもあった」という。それでもタイブレークでは6ポイント連取で主導権を握ると、6―4と反撃を許したが7―4で押し切って勝利。「今シーズンで一番良かった。リターンがさえて、2度ブレークできた。凄くいいゲームができました」と自らに合格点をつけた。

 準々決勝ではアンディ・マリー(英国)―グリゴル・ディミトロフ(ブルガリア)の勝者と対戦する。「ここからトップ10の選手になる。いいテニスができていたので、体をしっかり戻して次に臨みたい」と次戦を見据えた。

続きを表示

2016年9月6日のニュース