藍大叩き1番で「9」残り17Hで巻き返すも「どうなるかと…」

[ 2016年9月6日 05:30 ]

1番でバンカーショットを放つ宮里藍

米女子ゴルフツアー マニュライフ・クラシック最終日

(9月4日 カナダ・ケンブリッジ ホイッスルベアーGC=6613ヤード、パー72)
 最終ラウンドが行われ、宮里藍(31=サントリー)は1番で「9」を叩くなど73と振るわず、通算イーブンパー288で70位に終わった。29位から出た宮里美香(26=NTTぷらら)は4バーディー、1ボギーの69で回り通算9アンダーの26位。67をマークしたカロリーン・マソン(27=ドイツ)が通算16アンダーでツアー初優勝を飾った。

 宮里は出だしでいきなりつまずいた。1番パー4は第2打をグリーン右手前のバンカーへ入れると、3打目は同じバンカーの土手の近くで“目玉”となり、次も脱出に失敗。5打目でようやくグリーンに乗せたが、動揺していたのか、まさかの4パット。このホールで「9」を叩き、「どうなるかと思った」という。それでも、2番で1・5メートルのバーディーパットを決めて落ち着きを取り戻し、残る17ホールは5バーディー、1ボギー。「トータルとしては凄くいい内容で、本当に1ホールだけのミスだったと思う。1番ホールにとらわれずに最後まで楽しくやれたのも大きかった」と前向きに語った。

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2016年9月6日のニュース